■【主張】ポスト小泉 靖国を政争の具にするな
九月の自民党総裁選で首相の靖国神社参拝を争点化しようとする動きについて、小泉純一郎首相は訪問先のトルコで、「靖国参拝をしろとか、するなとか、どの人にも言うつもりはない。精神の自由、心の問題だ」と語った。 この問題に関しては、そもそも靖国神社が日本人にとって、いかなる場所なのかに思いを致したい。国のために亡くなった二百四十六万余柱の霊が祀(まつ)られ、国民のだれもが心静かに戦没者を慰霊できる場である。参拝したくない人は行かなくてよいのだ。 それを政治問題化し、「ポスト小泉」の政争の具にすることで喜ぶ人たちはだれだろう。中国、韓国両国との関係修復のために後継首相は靖国参拝すべきでないという意見が与党内だけでなく、財界からも出ている。 だが、次の日本の首相が靖国参拝をするかしないかを“踏み絵”のように扱うことの愚かしさを知らなくてはならない。その是非には外国の政治的思惑や策謀が絡んでおり、総裁選がそれに乗じられてしまうからである。 しかも靖国参拝に反対している前原誠司民主党代表が中国脅威論に言及したことで、中国首脳と会談できなかった。このことは、靖国参拝が中国にとって政治カードのひとつでしかないことを明確に物語っている。 もちろん、政府は、首相の靖国参拝が平和への祈願だけでなく、日本固有の伝統・文化であることも内外に十分説明すべきである。 一方、首相は「総裁選は国会議員と党員で実施されるが、国民が参加する形にしたいということは十分理解できる」と述べた。 自民党は全国十一ある衆院比例代表のブロックごとに党員以外の国民も参加できる「プレ総裁選」を検討している。国民的な盛り上がりに欠かせないのは、各候補者が自らのマニフェスト(政権公約)を提示することだ。首相になった場合の明確な政策目標や政策を実現するための具体的な手段や方策を示すべきだろう。 櫻井よしこさんは十二日付本紙朝刊で「後継者には改革のみならず志を求める」と訴えた。「志を持つ国」をどう築き上げるのか。候補者にその志のあるなし、これこそが真の争点であるといいたい。 テーマ:産經新聞を読みましょう - ジャンル:ニュース ![]() |
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朝日新聞を読んでいると馬鹿になりますよ。
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