主要8カ国(G8)の首脳会議(北海道洞爺湖サミット)が7日から3日間の予定で開かれる。サミット自体は昭和50年以来34回を数えるが、日本では、前回平成12年の沖縄開催に次いで5回目だ。 今年は、地球温暖化、原油・食糧の空前の高騰など、地球規模の問題が山積する中で開かれる。大転換期の重要なサミットと認識すべきだ。議長を務める福田康夫首相の采配に期待したい。 主な議題は、気候変動、原油・食糧をはじめ、食糧危機とも関連するアフリカ問題、そして北朝鮮やイランの核を含む政治・安全保障・和平問題などがある。 しかも、食糧は地球温暖化とも密接に関連するなど、それぞれの問題が相互に連関しあい、かつ複合的である点が特徴だ。 洞爺湖サミットでは、個々の議題で、これまでの国際交渉やG8で積み上げてきた合意を後退・停滞させることなく、少しでも前進させることが大事だ。主要8カ国が足並みをそろえられないようでは、先進国、途上国を含めた世界全体で問題解決へ動くことなど、とてもできない。 気候変動対策のポスト京都議定書の枠組みづくりは、気候変動枠組み条約締約国会議(COP)で来年末の合意を目指しており、今年のサミットが最終解決の場ではないが、弾みをつけるうえで重要だ。公平性や全主要排出国の参加原則も忘れてはならない。 開発問題では日本は議論を主導できそうだ。5月の第4回アフリカ開発会議(TICADIV)の成果をもとに生産、投資、検証を重視する日本方式への理解を広めてほしい。 一方で、サミットの限界も指摘されて久しい。地球規模で取り組むべき課題が増え、経済がグローバル化したいま、諸問題をG8だけで統御することは困難だ。G8が率先して行動しつつ、すべての国が参加できる枠組みづくりに向け、実現可能な道筋を示すことが大事である。 今回、G8はじめ、新興経済国や主要排出国など過去最多の計22カ国の首脳が集まるのも、G8だけの議論では解決策を見いだしがたいためだろう。 ただ、それを仏提案などのように、直ちにG8メンバー国の拡大につなげるのは論理の飛躍だ。今後も中核としての役割はG8が担っていくべきだ。 20/07/03 06:01 【主張】洞爺湖サミット 地球規模の課題に道筋を ![]() |
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| 産経新聞を読みましょう |
朝日新聞を読んでいると馬鹿になりますよ。
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