学習指導要領の改定作業を進めている中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の体育・保健部会は、中学校の体育の授業で武道を必修化する方針を決めた。早ければ平成23年度にも実施されることになる。 昨年12月に改正された教育基本法に盛り込まれた「伝統文化の尊重」を受けたもので、必修化によって武道が中学生に、より身近なものとなろう。 現行指導要領では器械運動、陸上、水泳、球技などが必修で、武道については1年生がダンスとのいずれか1つを選択、2、3年生がダンス、球技とのいずれか2つを選択することになっている。 指導要領に定める武道には、柔道、剣道、相撲が掲げられているが、地域の実情に応じてなぎなたや弓道を取り入れているところもあるという。 必修化されると、武道はダンスとともに中学1、2年で全員が履修することになる。 終戦直後、軍国主義や愛国主義教育を排除するために、連合国軍総司令部(GHQ)は、学校における神道教育の禁止や修身、日本史、地理教育の停止などとともに、武道の禁止を指令した。日本武道の伝統にとって不幸な時代だったが、昭和26年の指令解除によって全日本剣道連盟など各種団体が再建され、復興の道を歩みだした。 武道は礼に始まり礼をもって終わるといわれる。近年はスポーツとしての勝敗にこだわる傾向も見られないではないが、武道本来が持つ精神修養面の重視の姿勢はいまだ衰微していない。公徳心が低下し、公共マナーの乱れが目に付く今日にあって、武道の必修化はまさに「健全なる精神は健全なる身体に宿る」次代を担う青少年の育成に貢献するだろう。 武道場の整備されていない公立中学が半数強あることや、武具や道着をそろえなければならないこと、また指導教員をどう育てるかなど、必修化へ突破すべき関門は多い。しかし、武道教育から得られるものの貴重さを考えれば、それらを乗り越えるのは困難のうちには入るまい。 青少年の間に武道が根付いて、しっかりと根を張るならば、礼節を重んじる日本の国柄の再生に寄与するところは決して小さくないはずだ。 (19/09/06 05:25) 【主張】武道の必修化 国柄の再生に大きく寄与 ![]() |
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| 産経新聞を読みましょう |
朝日新聞を読んでいると馬鹿になりますよ。
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