今年のサラリーマン川柳の人気1位は「脳年齢 年金すでに もらえます」だった。「脳年齢」はゲーム機がはじき出してくれるらしい。仕事に追われていて、ふと思考力の衰えに気がつく。そんなところが、多くの共感を呼んだのだろう。 ▼ 思考力と言えば、戦後の日本人も憲法や国の守りに関しては衰えるどころか、停止してきたように思える。「平和憲法」の美名のもとに、ほとんどの人はまともにその中身を考えてこなかった。政治家すら「憲法は票にならない」と、思考することを避けてきたのである。 ▼ 国民投票法の成立が、そんな思考停止状態に刺激を与えたことは確かなようだ。早ければ3年後にも改正が可能となって、急に憲法論が戦わされるようになった気がする。そのための政界再編もうごめきだした。むろん改正に反対の護憲派も活気づいてきている。 ▼ ただ民主党だけは「これで憲法改正はかえって遠のいた」と冷ややかだそうだ。反対論を封じ込めていた「パンドラの箱」を開けてしまった。しかも、国民投票法で民主党を敵に回したから、改正のための発議などできなくなった。というのがその理屈である。 ▼ だが、それは民主党の強がりというものだろう。いちばん困るのは、選挙や政局優先で党内の改憲論を抑えこみ、憲法論議を避けてきた民主党に間違いないからだ。一段とにぎやかになるに違いない政界再編論に揺さぶられそうなのも、この政党と思えるのだ。 ▼ 現憲法はほとんど国民の目に触れないところで作られた。だが、その前の明治憲法のときには直接参加できなかったものの、全国で50近くも「私案」ができたという。中には地方の名士たちが考えた条文もあった。「脳年齢」が若々しい国だった頃だ。 (19/05/16 05:01) 【産経抄】 ![]() |
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サラリーマン川柳、おもしろいですよね!また訪問します!
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| 産経新聞を読みましょう |
朝日新聞を読んでいると馬鹿になりますよ。
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