【主張】アジア大会 ドーハから北京、東京へ
2006-12-03 アジアの西域から熱い風が吹き込んでくる。カタールの首都ドーハで第15回アジア競技大会が幕を開けた。日本にとっては、これまで以上に大きな意味を持つ大会だ。 2016年夏季五輪招致に東京が名乗りをあげた。11月22日に設立された招致委員会には、ここが初めての活動の場となる。委員会関係者は顔と名前を覚えてもらい、2度目の東京開催にアジア諸国の理解を求めていかなければならない。 投票権を持つ国際オリンピック委員会委員の数は欧州勢が圧倒的でも、影響力のある国際競技団体の役員は大陸代表として選ばれている。足元のアジアで理解を深めていくことが、東京の戦いを優位にしていく。 「友好と親善」を、日本代表選手団は目標に掲げた。ユーラシア大陸の約80%の面積を占める広いアジア地域には、地上の約60%の人が暮らす。文化も風習も異なるこの地域で、突出した経済力を誇る日本は、常に好奇の目で見られてきた。それは必ずしも好意的反応ばかりではなかった。時にアジアよりも欧米に目が向きがちな日本に、冷たい視線も入り交じった。それらの目を少しでも変えられないか、アジア大会は格好の場となるはずだ。 ドーハには45の国・地域から約1万人が集う。日本の905人の選手、役員がどんな友好と親善を発揮していくのか、注目していたい。 かつてアジア・ナンバーワンの競技力を誇った日本も、近年では中国、韓国の台頭の前に金メダル争いでは3位に甘んじている。「世界を」と意識しすぎるあまり、アジアを軽視する競技団体や指導者がいたことは間違いない。しかし今や、トップ選手でさえ、世界のスポーツ強国の一角を占める中国には当然、ほかの国の選手相手でもなかなか勝てなくなってきた。 アジアで戦えなくては世界は見えてこない。今はそんな時代だ。 一昨年のアテネ五輪で好成績を収めた日本は、2008年北京五輪でさらなる飛躍を期している。一つのステップとしてのドーハの重要度は高い。その先に、3年後に決まる東京招致があることはいうまでもない。 だからこそ日本は、競技においても友好の場でも、大いに存在感を示さなければならないのである。 テーマ:産經新聞を読みましょう - ジャンル:ニュース ![]() |
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朝日新聞を読んでいると馬鹿になりますよ。
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